10/02/13 19:15:45
>>217
企業間の資本配分の配分に議論を絞るのも良い
効率的生産が達成されていたほうが、完全雇用よりも良いのかもしれない
生産要素が完全に使われていても、アロケーションがおかしければ
経済は生産可能性フロンティアには乗らない。不完全雇用自体は不況の本質ではない
>>226
そのループをわざと断ち切ろうとしているのだが
今ここにいる人は、なかなか立ち入った話をしたがらない
自明だ!と怒られてばかりだw
言いたいことは、政策バックボーンである理論が論理的に導かれているかどうかということ。
何を主張するにせよ、当人の頭の中の整合性を重視する、そのような視点で質問しているのだ。
自分の頭のなかで矛盾していることを平気で主張する人が多い。※
(自分自身、積極財政・金融緩和で拡大政策を行えと言っているが)
今はそれを拝して議論の質を高めて、ループしている頭の中をどうにかしたいと思っている。
※
例:90年代の不況が需要不足であるなら、なぜ、追加的な政府投資増で問題は解決しないのか
穴を掘って埋める式の政府支出がGDPや個人消費にプラスの効果を与えるメカニズムはなんなのか
データとは関係なく、一般的な状況での思考回路を聞いているのがこの問いだ。
(丁寧に書いたこの問いに、短期的にはこうだからとか金利が下がるからこうだというのは
不親切な答え。答えの背後にある理論を教えてはくれないのか)
>>235
そう、ほぼ全ての経済問題はインセンティブ問題だ。
私を小野理論の信奉者などどつまらんことを言ったものがいたが
彼の著書では、流動性需要が飽和することがないことを仮定しπーl分析で
財政政策・創造的破壊・金融緩和を論じている。これはミクロ的基礎のあるマクロ分析だ。
このように、理論の背後にある仮定を明瞭にしていただけるから話は進むのだ。
政府支出が増えたら個人消費が増える、というならその理屈を言えということだ