10/02/09 15:47:25
＜国際特許出願＞パナソニック１位に ０９年ランキング
国連の世界知的所有権機関（ＷＩＰＯ）は８日、特許協力条約に基づく０９年の国際特許出願ランキングを発表し、
日本のパナソニック（１８９１件）が中国のＨｕａｗｅｉ社（１８４７件）を抜き、０７年に続く
１位に返り咲いた。世界のトップ２０社のうち、国別で日本企業が最多の６社（他はＮＥＣ、
トヨタ、シャープ、富士通、三菱電機）を占めた。
経済危機の影響で、世界全体の出願数は前年比４．５％減った。７８年に制度がスタートして以来、
前年を下回ったのは初めて。ただし、欧米は米国（１１．４％減）、ドイツ（１１．２％減）など主要国が
大幅に減少したのに対し、日本（３．６％増）、韓国（２．１％増）、中国（２９．７％増）は増加。
東アジアの勢いを印象づけた。ＷＩＰＯ事務局は「日中韓３カ国は、長期的な視野で技術開発に取り組んでいる表れ」
とコメントしている。
国別の出願数は、米国、日本、ドイツ、韓国、中国の順。今回初めて中国がフランスを抜いて５位に入った。
企業別トップ２０社の国別内訳は、日本６社、米国４社、ドイツ３社、ＥＵ（独を除く）４社、韓国２社、中国１社。
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