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2010年02月09日
メイドインジャパンには気をつけろ
かつて日本製は世界一優秀と言われ、中国・韓国・台湾製は一ランク下に見られていましたが、今や日本製は
気をつけろとまで一部で言われるようになってきており、今回発覚しました日本最大の航空機座席メーカーで
ある小糸工業の【航空機座席不正】問題では世界中の航空機1000機(32社:15万席分)を巻き込む
大問題に発展することになります。この不正は1990年代ごろから行われていたと言われており、はたして
日本政府(旧運輸省)はまったく知らなかったのか、どうか。トヨタの問題しかり、産地偽装しかり、決算の
不正しかり、原発問題も日本の原発の稼働率が異常な位低くこれでまともな技術と言えるのか等々、日本という
社会・経済システムが全て崩壊しているような現象があちらこちらで見られます。海外では今や韓国・中国製の
性能がよいとの評価が高まってきており、アジアには日本は必要ない(日本は過去の生き物)という言い方を
する経済人も出てきています。有名な建築家である安藤忠雄氏は以下のような発言をしています。
『このままでは恐らく日本だけがアジアで取り残されることになるだろう。日本は「アジアの1等国」といった
幻想はそろそろ捨てて、国際社会における自らの位置づけを考えなおす必要がある。』
『耳当たりのよいことばかり語って先送りしていては、日本国もJALと同じように破たんしてしまう』
経済・社会が崩壊するのは一気に全てが崩壊するのではなくじわりじわりと劣化が進み、これは一見殆んど分かりませんが、
1)次第に小規模の問題が表面化し、2)それが今度は連鎖的に表面化し、3)大問題に発展し、4)そして完全な崩壊になります。
今は<第3段階>に来ていると言え、最終崩壊の<第4段階>まであと少しのところにまで来ています。
大方の日本国民が気付かない間に日本の土台が腐り、崩れ始めてきていますが、
上記の安藤忠雄氏はそれに気付いている一人だと言えます。
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