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地域間格差:所得格差「小泉政権下で拡大」実証 本社集計
99~04年の全国の市区町村の納税者1人あたりの平均所得に関し、
格差の度合いを示す「ジニ係数」を年ごとに割り出したところ、
02年を境に上昇したことが3日分かった。
ジニ係数は毎日新聞が東京大大学院の神野直彦教授(財政学)の協力を得て
割り出した。
平均所得の最高値と最低値の差は3.40倍から4.49倍に拡大、
小泉純一郎前政権の間に地域間格差が開いたことを示した。
神野教授は「感覚的に論じられてきたものを初めて定量的に示せた」
と指摘しており、地域間格差は4月の統一地方選の主要争点になりそうだ。
ジニ係数は所得の不平等度を0~1の間で表す数値。
「0」は完全な横並びで、数値が高いほど格差が開き、
「1」は1人(1カ所)だけに所得が集中する状態となる。
~中略~
日本の個人所得のジニ係数は80年前後から上昇。
どの統計を使うかで数字は異なり、0.2台~0.4台と幅広い結果が出ている。
今回は各自治体の平均所得を使ったが、個人所得の差よりも平均所得の差の開きは少ないため、
0.07台という低い水準で推移することになった。
毎日新聞 2007年2月4日 3時00分
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