構造改革を知らない経済学者たち by 池田信夫 27at ECO
構造改革を知らない経済学者たち by 池田信夫 27 - 暇つぶし2ch821:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
09/11/17 11:31:47
インタゲが最善の策というのは気の触れていない経済学者の総意
URLリンク(d.hatena.ne.jp)

何だか2chのスレタイ風のタイトルになってしまったが、
マイケル・J・ロバーツというノースカロライナ州立大学准教授がそう書いている(Economist’s View経由)。

ということで、今クルーグマンは、我々の経済問題にはインフレ目標が最善の解決策だと言っているわけね。
それは彼が10年以上前に日本について書いたことすべてに合致するし、党派を問わず気の触れていないマクロ経済学者の大多数の意見に合致している。

では一体全体なぜ彼はもっと早くそのことを声高に言わなかったのだろう?
・・・クルーグマンはそれを馬鹿な経済学のせいにしている。
インフレ嫌いの誤った世間知は、到底克服不可能と考えたわけだ。

ハァ? 
既存の物の見方に大胆かつ明確かつ効果的に挑戦する男たるクルーグマンが、
ことインフレ目標となると腰が引けてしまうわけ?

インフレが、気の触れた経済学者や、多くのメディアにとって禁忌語になっていることは分かっている。
でも、まさにそれが、クルーグマンがそのことについて書くべき理由なのだ。
バーナンキはこの見方に同意するに違いない。
何といっても、彼は学界でのキャリアの多くをそれを唱えることに費やしてきたのだから。
ケン・ロゴフや多分グレッグ・マンキューといった保守派の経済学者は、彼を支持さえするだろう。
それ以外の政治的境界の両側の多くの経済学者も。

僕が困惑しているのは、クルーグマンが議論の質を上げるユニークな立場にいると思うためだ。
もし彼がインフレ目標について書きまくれば、他の人たちもそれに関する自分の立場を明らかにしなくてはならなくなる。
そして彼の意見に賛成しない人は、自分の立場をきちんと証拠立てて論じる必要にいずれ迫られる。
もしクルーグマンがそうした攻撃の火蓋を1年前に切っていれば、今の我々の状況が良くなっていた可能性があったと思う。


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