09/10/24 21:13:37
>>81
基本的に実態経済、つまり物を生産する産業は生産性の向上により、コストを圧縮し続け恒常的に物価を下げていく。
だから、新規産業による新しい市場が生まれない限り、実態経済による経済成長はありえない。
ところが、(短期的に、だが)価格と価値を相乗的に上げていける商品がある。
金融商品だ。
現代社会において、常にインフレを維持し続けるには、金融商品の活発な売買が不可欠なんだよね。
実態経済、つまり物を生産する産業は国民の生活水準の向上と共に増加し、社会全体に対するデフレ圧力は増していく。
金融商品だけが(短期的に)価格と価値を上げるから、皆が殺到し物価を指数にした経済成長を促す。
しかし、金融商品は馬券と同じで定期的に儲けた人と損をした人を確定し、収縮する。
現代におけるリフレとは金融商品による成長率の微増と、損をした人の尻拭いを延々と続けて、経済成長が長く続いているように見せかけるハッタリにすぎない。