09/08/15 21:04:54
ゴールドマン・サックス(GS)のチーフエコノミストであるジム・オニール氏は5日、
ドル・円195円が妥当だとの見方を示した。オニール氏は、金融の構造的リスクを測る
「GSファイナンシャル・ストレス指数」が2007年5月の水準まで下落しており、各国
政府による対策などで構造リスクが大きく減退したと指摘。また、ファンダメンタルズ面
から分析しても、米国の対日貿易赤字は今年5月に19億米ドルまで縮小しており、
1984年2月の低水準となった。1984年2月当時の相場は1米ドル=232?円。
オニール氏によると、ドル円は貿易関連指標への連動性が高く、現在の水準は適切では
なくなると分析している。
このほか、GSでは来年、日本の財政赤字が対国内総生産(GDP)比で200%を超え、
先進諸国の2倍以上に達すると予想。世帯貯蓄率も現在では米国を下回っているほか、
高金利通貨ブームに伴うポートフォリオ投資資金の流出なども経常赤字を拡大させると
みている。
株式会社フィスコプレイス
最終更新:8月7日(金)7時45分
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