09/07/13 05:43:25
かつて、NECのPC-9801シリーズがパソコンの国民機であった時代
パソコン本体の価格が定価で40万円を超えたものでした。
今のパソコンはローエンドでも
CPUの速さも、メモリーの容量等の性能は1000倍から数千倍になっている筈です。
しかも、それがたったの3万円。
では何故この様な安価でなったのでしょうか?
それはグローバリズムのお陰です。
熾烈な自由競争が、この様な価格の低下を招いているのです。
競争すればするほど価格は低下し企業は窮乏化します。
グローバリズムの正体はこの様なものなのです。
その結果、企業自体が正当な利潤を挙げられないので
社員、従業員の待遇も世界中で低下したのです。
その結果、世界中で可処分所得は減少、当然個人消費も縮小します。
不況の原因が個人消費が脆弱で購買力の低下にある限り
供給側の企業や金融をいくら支援しましても
需要の回復が無い限り企業の業績も回復出来ません。 意味がありません。
グローバリズムとは、企業にとっても、個人にとっても最終的には窮乏化理論になります。
グローバリズムを停止し廃止しない限り、世界経済の回復もあり得ません。