09/05/06 09:18:04
高速道路料金の大幅値下げがはじまり
今回そのゴールデンウィーク期間であり
交通量の大幅な増加によりいつも以上の大渋滞多発です。
ドライバーにとっては大歓迎の値下げではありますが
経済的にはマイナスになると考えます。
まず交通渋滞によって物流に支障ををきたすことも考えられ
トラックの遅延で生産活動にまで影響を及ぼしかねないです。
(特に宅配便や郵便物などシビアなものはなおさらです)
そして交通事故の増加で渋滞に拍車をかけることも当然想定されます。
また自動車交通の大幅な増加で地球環境上マイナスと考えられ
(二酸化炭素などの大幅な増加など)、それに伴う経済的損失も大きいです。
さらに今回の高速道路料金値下げはユニクロなどのような価格破壊とは違い
税金を原資としているため、のちに高速道路のない地域の人も含めて
ツケが回ってくるなど財政上の問題も生じます。
(この値下げでフェリーや鉄道、高速バス、航空など他の交通機関にも
経営上影響が及ぼします)
自分としては普段から交通渋滞解消と地球温暖化防止の観点、さらに
健全な景気回復の一環としてモーダルシフトを図るためにも鉄道や
海運の値下げのほうが客貨双方ともに大量輸送できるばかりでなく
道路交通にとっても渋滞が減り、円滑な生産活動が促進されるなど
むしろこちらのほうが経済的にも財政的にもよいと考えます。
この見解についてさまざまな識者から賛否を問わずご意見をお願いします。