09/05/07 20:35:44
>>425>>460>>464>>466>>470 と 派遣の人の夾雑物論 について考えたんだが
自由貿易体制が叩かれることがあるのは 「国際取引のリスク」 が介在するからではないか?
比較優位がうまく機能すればいいけど、
実際にはかなりの国の政府が自国のツケを外国に回そうという誘惑にかなりかられるようだ。
いきなり原油天然ガス価格を吊り上げたり、取引相手国の貿易黒字に文句言ったりとかな。
また、経済環境が急に変わることで、短~中期的には
先進国では比較劣位産業を急に整理できず、発展途上国では特定の比較優位産業が突出しやすいが
短~中期的な貧富の差の開きに対応して課税の累進をきつくした例は寡分にして知らない。
自由貿易推進+累進緩和 というケースなら枚挙にいとまがないけどな。日本もだが。