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600兆円計画マニフェスト
━財政再建と「右肩上がり」高度成長経済および防衛力整備の実現へ!━
1,税金でも国債でもなく、また紙幣を刷りまくるわけでもなく、国民にはまったく 負担をかけない方式で、
600兆円の新規の追加的な国家財政財源を確保して、わが国の 財政を再建し、景気を回復させて
経済を逞しい「右肩上がり」の成長軌道に乗せることを、政策の基本とするべきである。
2,現在、わが国の経済では、生産能力の余裕は十二分にあり、企業は需要に応じてきわめて敏速・的確に
商品を供給しうる能力を持っている。にもかかわらず、総需要の不足のゆえに、せっかくの生産能力の余裕を生かしえず、
膨大な「デフレ・ギャップ」(すなわち、潜在的GDPに比べて実際のGDPがいちじるしく低いという状況)の発生という形で
、年々、400兆円もの潜在実質GDPが実現されえずに空しく失われている(付図参照)。
過去四半世紀のあいだに、このようにして、実に総額5000兆円(1990年価格評価の実質値)もの潜在実質GDPが失われてしまったのである。
これこそが、わが国の経済の弱体化と国民の経済的苦しみ、ならびに、国威の衰退の根本原因である。したがって、
上記の600兆円の追加的な新規財政財源のうちの250兆円程度を5 ~ 10年間に投入して、大々的な総需要拡大政策を実施し、わが国の経済を
一挙に再生・再興させることが必要である。このことは、「乗数効果」が健在で、「有効需要の原理」がゆるぎなく作用しているわが国の経済では、きわめて簡単・確実、
かつ、安全・容易に達成しうることである。生産能力の余裕が十二分にあるのであるから、物価安定下での高度経済成長の実現という、理想的な状況をわが国民は享受しうるはずである。
そして、そのように、わが国の経済がゼロ成長・低成長のゼロ・サム・ゲーム的な「弱肉強食」の状態から脱却しえて、「右肩上がり」の「プレイヤーのほとんど全員がみな得をする」
ポジティブ・サム・ゲームの状況になれば、貧富の較差問題も、基本的には解決することになる。
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