09/05/07 04:00:26
>>527
それは、日本という船が、いまだに汽帆船だから。省力化は帆船時代よりはされている。
離桟や着桟は、一応自力でできるが、風が吹かないと進むことさえ出来ない。
嵐が来たら、マストを折らないと危険だが、嵐が去ったら漂流する危険がある。
アメリカという船は、4万トン以上 200m以上の二重反転プロペラの巨大船
タグボートによって、離桟や着桟しなければいけないが、13ノットぐらいなら自力で進む。
ダブルハルといって、二重の船底があるので、ペイロードを次の陸まではもらさずに行ける。
中国という船も、汽帆船ではある。帆船の時代に比べれば、船員は高齢化しているが
乗組んでいる人数は多いので、いざとなれば船底から呼び出してガレー船になることも可能な船だ。
竹材を編んだ籠状の塔によってマストを組むので、再びマストを建てることもできる。
伝統的に、竜骨の上に隔壁を構築しているので、沈むまでの時間稼ぎは得意だ。
スカンジナビアという船は、今ではバイキング船ではないが、双胴船なので大きくないしそれほど積めない。
小さくいからこそ、ウォータージェット推進なので、喫水の浅いところでも進むことができる。
日本は、やはり、風が吹かなければ、失速してしまう存在だ。