09/03/22 20:42:51
AIG賞与めぐる大騒動の影に潜む単純な真実-Mルイス
批判精神
政治家の批判精神が最後の一滴まで掻き立てられた様相だ。
今ワ シントンで絶対に誰からも反対されない行動は、AIGのボーナスに ついてその倫理を問うことだろう。
ニューヨーク・タイムズのアンドルー・ロス・ソーキン氏以外は 誰も、次のABCに気付いていないようだ。
A)AIGの従業員の大 半は、同社が冒したほぼ犯罪と言ってよいリスクとその結果を阻止す ることにおいて、
一般国民と同じくらい無力だった。
B)AIGの社 員のなかで最も価値のある人々は簡単に、同業他社に転職できる。
C)政府が価値のある社員をいじめ続ければ、彼らは当然AIGを去 り、AIGには価値の低い人材しか残らなくなる。
この結果、AIG が納税者の金を返済できる可能性は低くなる。
そしてさらに、政府が出資した企業に対して雇用契約の破棄を命 じることができるとしたら、
今後は誰も政府の出資企業で働こうとは しないだろう。つまり、政府が資金を注入したすべての銀行に悪影響 が及ぶ。
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)