09/04/19 17:27:40
今まだアデランスと、大株主になったスチールパートナーズとで揉めてるだろ。
スチールはただ単に、大量に株を買っただけの会社だ。彼らの目的は金。したがって配当金のアップと、株価の上昇以外の要求はない。
アデランスという会社の将来も、従業員の家庭も関係ない。
奴らの手法はこうだ。
金の力で筆頭株主になり、経営方針を変える。会社の方針やルールを決める取締役は、取締役会で決まるから、株式の量に応じて株主が役員を選出する。
つまり、株式を過半数取得すれば、犬でも猫でも、会社の社長を決めることができる。今の社長が言うとおりしなければ、役員の交代を叫ぶ。
で、その会社で何をするかと言うと、まず株主配当金を上げ、「当社の株はお得ですよー」状態にする。さらに、改革と称して、とにかく話題になる工場売却や、大規模なリストラ策を発表する。会社がどんな職種だとか、将来どうなるかは問題ない。とにかく目立ったらいい。
すると金融市場では、「あの会社は生まれ変わるぞ」との期待感でいっばい。株価が上昇。
スチールパートナーズ、堀江、村上は、株価が上がり切ったと思われるところで、売り抜け。差益をがっぽり頂く。これが小泉竹中の規制緩和改革の結果だ。
日本の企業は、企業家と従業員のものではなくなり、筆頭株主のものになった。
ハイエナといわれた、人間のクズどもの関わった会社は次々に疲弊した。アメリカはもう10年前に疲弊仕切って今にいたる。アメリカ製品はもうない