09/01/23 02:48:17
円高を機会に
日本も「ヒト、カネ、モノ、情報」を海外からどんどん取り込んでいくことが
唯一の生きる道。特にヒト。国際化は避けられない事実であって、それに反する制度や政策は
中長期的には消滅せざるを得ない。ヒトがいれば最低限胃袋と寝床は増えるから、食品・小売・外食・不動産・建設等の
内需産業の期待成長率が高まり、企業は日本に投資をするだろう。
しかし、現在、企業は、人口減少により、日本に対する期待成長率が低くなっており、
中国などのアジアをはじめ、どんどん海外に進出している。(日本から逃げている)
中国のGDPが日本を上回れば、中国人のための車、家電を作ることが最も大事になって
くることになり、研究開発機能までも日本から中国に移転してしまい、
東京ですら今の地方のようになってしまうだろう。日本人が中国に出稼ぎに行かなければ
ならなくなる。そんな未来を打破する唯一の道は、すべてを取り込んで日本を魅力的な市場にすることだ。
もちろんフランスのように出生率を高めていく努力も最大限行う必要がある。
外国人が入ったら日本人の雇用が脅かされるという指摘があるが、
日本の場合は、ほとんど雇用のミスマッチ。現在の製造業の人材を
「福祉・介護・医療」や「環境」や「ハイテク農業」など今後需要が増えるところに
シフトすべき。円高で打撃を受ける輸出産業も国内の人口が増えれば、物が売れる。
内需が雇用や税収を産み好循環となるだろう。
また、1年前全世界の資産の約6割は米国人と日本人が所有。
米国は、不動産・株・債権の大暴落で資産を大幅に減らした。
日本は、株くらい。だから推計で日本人は世界の3分の1以上の資産を保有しているだろう。
日本人が消費しなければ世界は救えないと思って、みんなで消費しよう(笑)