09/07/20 16:22:31
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中川秀直
「非正規雇用の方を切り捨てて守ろうとしているのは、経営者の利益だけではなく、実は正規雇用の方の雇用であり賃金です」
自民党 衆議院議員 中川秀直 公式サイト - 中川秀直からの回答(2009年1月)
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<非正規雇用の方についてのご指摘と思います。
非正規雇用の方を切り捨てて守ろうとしているのは、経営者の利益だけではなく、実は正規雇用の方の雇用であり賃金です。
つまり、ひとつの家庭の中で、お父さんの雇用と賃金を守るために、お母さんのパートが切られ、
新卒の子供が正規雇用につけないという状況が生まれているのだと思います>。
<私はここ数年、正規雇用と非正規雇用の差をなくして、全員が職務給をもとに働くべきだと思っています。
この制度への最大の抵抗は「自分は若いときに安月給で働いたのだから、仕事以上の給料を
もらう権利が私にはある」と思っている中高年齢の男性正規社員の一部のみなさんです。
しかし、それが青年たちの雇用を脅かし、日本社会全体を弱体化していることに思いを寄せていただきたいと思います。
一家の家計は、家族全員で分かち合いをしていくべきではないでしょうか>。
政治家が国民に対して、この雇用問題の「真実」、何が問題を生み出しているのかという「構造」を、
ここまではっきり説明している政治家は他にはいない。
私のブログでは、この「構造」について何度も書いてきている(解雇規制)。
それはこの問題が、政治家にとってもマスコミにとっても一種の「タブー」になっており、
一般人がこの問題の「構造」に気づく機会が少ないため、これは私のブログ程度でも書く価値があると思ってのことだ。
この議論は、経済学者など一部の識者のあいだでは昔から知られており、最近は経済誌や新書などでも
採り上げられるようになってきたが、一般レベルではまだまだ知られていない。