08/12/23 14:29:32
ドイツ銀行がある劣後債(10年満期、5年コール)のコール期日に
コールオプション(発行企業が期限前に償還させるオプション)
を行使しないことを決めたという記事が出ていた。
つまり2009年1月に予定されていたコール期日に弁済を行わないで、
2014年まで期限が延びることを意味する。こうした劣後債は、
優先(シニア)債権者より劣後して弁済を受けられるということで
資本性を持ち、BIS上もローアーティア2に入るため、多くの銀行が発行しており、
日本の金融機関だって国内で大量に発行している。
英米流の常識が非常識で崩壊した以上、ある意味での反逆ですよ。
米英系通信社は次の起債ができないとかいっているけど。
今の状況は関係ないでしょ。
そのあたりの世界観の違いはドイツはしっかりしてますよ。
その点なさけないのは日銀ですな。言われるままに緩和しちゃって。