08/11/18 18:38:17
オバマ・ヒラリー連合民主党米国政権は、何でもありの超保護主義政策を貫徹
するだろう。GM問題は問題の一つに過ぎず・・。G20会議で保護主義政策
は禁じ手で合意した、とあったが、もちろん、それは建前・・あからさまな
保護主義政策(関税の大幅アップなど)をしなければ良いだけ。つまり、この建前
を踏襲しながら、決定的に米国製造業回帰・復活を成し遂げようとするのは必然。
つまるところ、中国人民元・日本円の通貨大幅切り上げを強制的にさせようとするだけ。
逆に言えば、米ドルの暴落を自演すれば良いだけ・・年末以降、円ドル相場は
1ドル=30円~50円に暴騰し、そのレートが10年以上に亘って定着するだろう。
オバマ民主党は最初から追い込まれた状態で就任するため、まさしく、全精力をかけて
米国国内の膨大な中産階級以下の雇用を短期間で生み出そうとするだろう。米国は
世界の生産工場、ひいては、世界最大の製造業国家として復活し、そこで生み出される
消費財の主な消費地は保護された米国自国市場と無理やりに内需拡大に追い込まれる
中国で消費される事となる。日本の立場は、製造業完全空洞化と内需壊滅で、今回の
世界的経済パラダイム転換の最大の被害者(又は餌食ともいう)となる可能性が高い。
ちなみに、米ドルは年明け以降オバマ民主党が膨大な(数十兆円超規模)公共事業
と金融・自動車産業などの救済が本格化し、米国債を限りなく発行しまくり、米国財政赤字
は今度こそ事実上の破綻に至る。ただし、その破綻により米ドルは大暴落、結果、オバマ民主党
政権悲願の大輸出国家の転換に大成功する、という過程を意図的に実行する可能性がある。