09/08/23 08:14:55
現在、小泉改革を批判する人間が多いが少し前まではまったく世論の支持する
方向は違ってたよな!
小泉構造改革当時、国内の世論は旧態依然とした政治体制に辟易としていただろ。
その諦めと希望を込めたこ言葉として「日本病」なる言葉がよく聞かれたぐらいだ。
また、「自民党をぶっ壊す」と総裁選挙では公言したものの、当初はなかなか改革が
進まず、事実、多数のマスコミや世論の批判を浴びてもいた。
それが所謂郵政選挙ではそれら変革出来るのではないか?という国民の期待を背に
圧倒的な大勝利をするに至った。
しかし今、その頃の声は鳴りを潜め報道も世論も、その事実をド忘れしたのか、
忘れるようにしたのか、小泉構造改革は悪政の象徴のように扱われている。
この現象を見て思うが、国民は西欧的なドラスティックな改革を望みはしたものの、
現実的に実感し結局自分たちの遣り方にそぐわないと解ったのだとおもう。
しかし、あのままで国民の支持は得られ続けただろうか?それはないだろう。
現に当時は改革が進まない自民党を槍玉に挙げてはいたが、其処を払拭され争点を
失った当時の民主党菅氏は小泉首相に対し、国会で民主党側の人だとの主旨の発言を
したぐらいだ。
つまり、小泉改革は一度は通らなければならない事であったと思う。