小泉構造改革の後退で日本経済は破滅へ・・・at ECO
小泉構造改革の後退で日本経済は破滅へ・・・ - 暇つぶし2ch459:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
09/08/21 12:46:04
>>457
★「病床を削ると医療崩壊する」はよくある誤解。
 病床削減で医療崩壊という批判は、日本にだけよくある色々な団体と関係のある「医療法人」がしている。
■「1病床当たり、つまり、1入院患者当たり医師数」の年次推移を見てみると…
▼欧米…最近10年間で、約1.5倍に増加 「1人の患者に、1人以上の看護師が対応(職員全体では、1人の患者に3人)」するのが現在の世界標準
 →医療の高度化・高密度化に見合う「マンパワー」を投入し、手厚い入院医療を実現する体制の整備が、進められてきたことが解る。
▼日本…元々少ない上に、横ばいの推移。 「2人の患者に、1人の看護師が対応」
 →投入すべき「マンパワー」の必要量が年々増加しているにも関わらず、これが投入されない場合、どうなるか。
▼日本の医療が、崩壊の危機にさらされる最大の原因がここある、と考えられる。対応可能な限度を超えた、患者を受け持つと、どこかにしわ寄せが来る。
■欧米諸国は、どのようにして、患者1人に対応する医師を増やしてきたのか?
▼「病床数等の国際比較」に、このヒントがある。
 欧米では、医師の養成数を増やすとともに、『病院・病床数のスリム化を積極的に進めることで、手厚い医療の実現を図ってきた。』
 『例えば、スウェーデンは、医師を1.5倍に増やすと同時に、病床は1/3に削減。』
▼日本は、欧米に比べ医師数は少な目なのに、『病院数・病床数が格段に多いので、相対的に人手は大幅に薄まってしまう。』
 医師が多くの病院に分散すると、どの病院も、医療の高度化、患者ニーズに対応した応需体制、救急体制が組めない。
■医療格差を生まないためには、どうすべきか?
 『総合病院と勤務医の集約化は、隣に小さな総合病院がある便利さと、引き替えになる。しかし、拠点病院で、手抜きのない応需体制・本格的な救急体制を組めることが、地域住民の真の安心に繋がる。』
 『病院医師の分散でなく、「総合病院の集約化+病診連携」を図ることが、特に地方で深刻化する医師不足に、根本的に対応するための“正道”。』
 遠回りに見えても、逆説的に見えても、これが根拠に基づいた科学的な解決策。
 病院は、世界標準が要求する人員配置を実現することで、はじめて、質の高い安全で効率的な医療を提供することが可能となる。



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