09/08/21 12:36:46
>>453
「研修医が都市部に集中したから変更する」と言うが、以下は都市部だろうか?
★募集どおり研修医を確保している地方病院がある。
単純に大学病院は経営努力が足りず、競り負けているだけ。必ずしも臨床研修医制度が悪いわけではない。
医学生の想いに応えられるような魅力ある研修医本位の研修プログラムを、研修病院側がいかに用意するかが大事。
卒業する以前から、地域の中に触れさせて「この地域いいなぁ」と学生が思えるような取組みが重要。
住民と一緒になって、医療内容や研修内容を考え、自分達の地域を将来担う医者を育てていく。
■富山県黒部市民病院(北陸の一番はずれの病院)
『08年は4倍の応募があった。』新制度が始まる前から、一早く新制度に対応した準備を進めてきた。
研修内容の充実…将来への安心+現在への安心
▼対策1 最新医療機器の導入 →地方病院でも最先端医療を学べるように
▼対策2 アメリカの病院と提携し1ヵ月間の研修ができるプログラム
▼対策3 研修医のための寮を新設 →県外出身者も安心
▼対策4 週に1度、研修医から話を聞く機会を設けた →要望にきめ細かく対応するため。学生は常に気をかけてもらっていると思える
■沖縄県
「臨床研修病院群“群星(むりぶし)沖縄”プロジェクト」…希望すれば複数の病院で研修できる/複数病院協力で不得意分野カバー
『沖縄県外の都道府県出身者が6割強を占める。』地元医学生の県外流出が大問題となった多くの都道府県にとって、沖縄におけるこの現象は大きな衝撃。
▼『1つの病院だけで全ての研修カリキュラムの分野をカバーするのは難しい。不得意分野は別の病院に受け入れてもらいカバー。』
▼選択科目は、病院群中のいずれを選ぶも自由。研修医に選ばれる病院に成長すべく、病院はお互いに競争、切磋琢磨を余儀なくされる。各病院の取り組み方は多彩。研修医は病院ごとに違う世界を見れる。
これがプロジェクトの一つの売り。
▼研修医の処遇は、「研修医」→「嘱託初期研修医(県の非常勤)」として正式な身分を確定し嘱託職員として保障を与えた。身分保障により給料も12万円UP、当直手当も付くことになった。
◆URLリンク(www.okinawa.med.or.jp)