09/08/20 22:45:05
今回の大不況で米国も税金(危ない会社への公的資金などの投入)を
相当使いました。しかし、驚くことに、これでも日本程使っていないので
す。率で言えば。では、なぜ、日本は米国以上に使ったのでしょう?
小泉竹中の構造破壊で、雇用、内需、医療などあらゆるシステム
が壊されていたために、その応急処置でこの先も見えず税金をひたすら
ばらまく結果になったのです。小渕、橋本、森、小泉の中で一番国債を
発行した内閣と言えば?え、小泉?そうです。税金も湯水のように使っていました。
企業の業績が良くなっていたのでは?確かに。でもこれは「派遣」「非正規社員奨励」
「リストラ」で会社は固定費(人件費)を浮かせていたから利益が増えたのです。
売り上げが増えたのは主に輸出企業。円安のお陰です。これが竹中の最大の犯罪的
行為と言われるもの。後に米国にバブルを起こしサブプライムの下地を作ったのです。
金利安で円が外国通貨に換えられていくようになったのです。円安です。
日本経済の治療(建て直し)にはまだ国債で調達する資金を使っていません。
ということは、もう「増税」しかないのです。いまの政権は小泉と同じように霞ヶ関の改革は
しません。国民にやったような「霞ヶ関のリストラ」はまったく考えていません。
ということは「格差」はいつまでも続くのです。国民は「郵政」 で騙されたことを後悔し
ているのです。それが知事選挙、都議会選挙に結果として出たのです。もう日本は
このままでは「貧困国」へまっしぐらです。まさに、自民政権の税金に対するずさんな
政策からきているのです。実はそれでも賢い国民は洗脳されていません。特に麻生に
なってから選挙で現れています。