08/12/24 19:51:53
>>113
■やることなくなっていた金融庁の計略
“過剰反応”とも思える検査官の厳格検査は、実は金融庁にとって必要なことなのだ。
金融庁は、1998年に発足した金融監督庁の後を受けて、「金融危機」を防ぐ役割を担ってきた。だが10年経つと金融危機は峠を越し、金融庁のやることはなくなっていたのである。
金融庁関係者が言う。
「金融庁不要論や財務省への出戻り論が取り沙汰され始めていた。
こうしたムードに金融庁幹部は危機感を抱き、自らの生き残る道を探らざるをえなくなったのです。しかし、それにはだれもが納得する大義名分が必要でした」
そこでブチ上げたのが、「消費者保護」や「反社会的な勢力」という錦の御旗だ。
「厳しい財政事情の下で、全省庁が予算を削る中、唯一予算を増額し、人員を大量に増やしているのは、金融庁だけです。消費者保護や“反社”を持ち出せば、あからさまに政治家も反対できない」
金融庁が生き残るために、検査体制を必要以上に厳格にし、そのツケが企業に回り、全国規模の巨大倒産を引き起こしている。金融庁の大罪は明白だ。
◆URLリンク(gendai.net)