08/10/11 09:30:32
公的資金注入が特効薬のようにいわれていますが、
不良債権の中身がはっきりしない状況では、
必要な資金注入の金額も確定せず、
その効果は限定的なものに止まるかもしれません。
サブプライムのキーワードは証券化です。
その点が日本のバブルと異なっているところです。
ですから、日本は銀行に公的資金を注入するという、
いわば上流からの施策を行うことで一応の成果を上げましたが、
サブプライムについては日本とは別のアプローチが必要ではないでしょうか?
いわば下流からの施策を講じること、
政府がサブプライムを含む住宅ローン債権の「包括的」「最終的」な
信用保証人となることが必要です。
安心感が広がって市場が持ち直せば損失は実現しないかもしれません。
市場は速やかに反応します。
信用保証は、もっとも財政負担が少なく最速の経済政策ではないでしょうか?