08/10/17 17:26:15
今回の池田のエントリには、怒りを通り越してあきれ、また一周して怒りが湧いてきた。
直接金融という神話
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また例によってEconomist誌のトンデモ記事の引用を前面に出しつつ
タチの悪い新自由主義というカルトの弁護がはじまるわけだが・・・
>世界中で「新自由主義」が終わったという大合唱が始まっているが、
(中略)
>問題は、その規制が今回のような事態を想定していなかったことであり、
>これは市場の失敗というより規制の失敗である。
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要するに 政府当局が悪い と。
「世の中どんどん進んでるのよ。それをキャッチアップして
先回りできなかったおまいらの認識不足、勉強不足に責任があるんでつよ
市場は悪くないヨ」 という、なんともムシの良いヘコノミスト誌の主張だ。
そして池田センセの、正気を疑うようなフォローが続く。
>大規模な危機は、だれも(特に政府が)気づかなかった基本的な変化によって生じる。
>1930年代に起こった預金者のパニックがそれまでの予想を超えたものだったように、
>今回のパニックの一因は、(中略) 規制当局の警戒感が足りなかったことにある。
え~と・・・典型的な パ タ ー ナ リ ズ ム の発想ぢゃあ~りませんか?これって。
池田センセが蔑視しているアレ。
もうね、支離滅裂というか情けないというか厚かましいというか・・・呆れるやら情けないやら。
今回の金融バブル破綻で、新自由主義的な幻想もいっしょに破綻しちゃったのは間違いない。
残党がどうこじつけて再構築を試みようとも、説得力を持ちえない。
・・・と、ここまで書いてスッキリした。
現実を受け容れるまで多少の時間がかかるのは理解できる。
わたしは、池田センセの目が完全に覚めるまで気長に見守ってあげたいと思う。
みんなもそうしてやってほしい。