08/09/24 05:45:24
ポール・クルーグマンが>>65のような言説が実は全く
嘘であることを最新刊で証明してるよ。格差が拡大したのは
グローバル化のせいだ、と言えば、エネルギー価格高騰のように
「仕方ない」と人々に思い込ませられる可能性があるから、と。
クルーグマンは格差が拡大した原因の本質はグローバル化なんて実は
全く関係なくて(何でも「グローバル化」と言えば答えた事に
なるという知的ファッション)、累進課税を緩和したこと(しばしば
言われる、「累進性を緩和しないと労働供給に影響を及ぼす、
というのは実は全く実証できない)、社会保障をひたすら
削減してきたからだと証明している。
大体、一つ気づくべきなのは日本のGDPのうち、サービス業が
8割を占める。サービス業は国内産業であって、国内で生産して
国内で消費する分には「国際競争」は全く関係がない。
よくある、半可通が陥りがちな、国内の問題まで何でも
「グローバルバイアス」をかけてしまうという、その時代その時代
流行の言説に流されるだけの人が陥りがちな、繰り返しの流行。