08/10/15 04:13:22
>「売り情報バブル」は「買い」!
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>NY市場は完全に「売り情報バブル」に陥っている。サブプライム・ローンで起こした住宅バブルとその崩壊による
住宅価格下落は2007年夏以来言われ続けていること。北京オリッピク後の世界経済停滞も昨年来言われてきたこと。
昨年来の原油高騰でインフレが加速し、消費が減退しているとも言われ続けてきた。ここへ来て原油価格が急落(30
%)し、株価にとって最大の悪材料がなくなったかと思いきや、今度は原油価格下落を世界経済停滞の証拠とみなし悪
材料にすり替えている。すでに織り込み済みの悪材料を繰り返すのは正常ではないし、原油の下落は誰が何と言おうと
間違いなく加速するインフレと物価、ひいては消費にとっても好材料である。現にアメリカを始めヨーロッパ、アジア
、日本の経済が低迷しているときに原油は高騰し続けていたではないか。原油高騰が世界経済停滞の最大の要因だった
ことも異論のないところである。その悪しき原油価格が急激に下落しているのだから世界経済にとってこんな好材料は
ないにもかかわらず、市場では悪材料として囃している。これは間違いなくミスリーディングであり株価操作以外のな
にものでもない。知っておかねばならぬことは、「市場では悪材料で尽くしの中で価格操作が横行している」という事
実である。では好材料を悪材料にすり替えるのは何故か。価格操作をして株価を下げながら実は「買っている証拠」で
ある。下げ続けるNY市場は、実はBull market(買い手市場)なのである。善良な投資家は悪党に感謝して、悪党に負け
ず買うことである。
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>(2008年09月10日)