08/10/08 15:49:53
№477 国会議員号
(平成20年07月17日)
アメリカの売り相場の終焉
2007年夏から顕著になったアメリカ発の金融危機は峠を越した。大手投資銀行の破綻は免れたし、
住宅価格下落にも底止まりが見えてきた。下げ続けてきた住宅に買いが入り始めた。
2008年以降の販売台数を2000万台と過剰予測したアメリカの自動車産業はリストラと資産売却で、
一時懸念された危機は回避した。イランのミサイル実験や原油生産国の政情不安は
さらなる原油高の要因だが、私が予測した1バーレル150ドル近辺に達した途端に下落してきた。
原油価格もこの辺で「打ち止め」と見ていいのではないか。どんな相場にも限界がある。
NYSEでもいつまでも売り手市場(Bear)が続くわけではない。買い方(Bull)が力を蓄えて待機している。
暗いトンネルが長いほど、トンネルを抜けた後の日差しは眩しいものである。
(-人-)ナムナム