円の支配者★リチャード・ヴェルナーⅣ★虚構の終焉at ECO
円の支配者★リチャード・ヴェルナーⅣ★虚構の終焉 - 暇つぶし2ch677:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/09/12 14:53:55
中銀による引き上げ、
タンス預金が燃えちゃった・なくなっちゃった、

あとはなんだろ

678:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/09/13 23:40:12
>>675

そういう視点ではないです。
国民にとって本当に良い政策かどうかではなく、金融危機の終焉だけを考えた場合どう進むかを考えています。
博打が上手くいっている時は儲け、失敗した時は負け分を納税者に転嫁するというのはいつもの手口です。

金融危機は自己資本比率規制によって加速されます。
この問題は増資によってしか解決されませんが、民間による散発的な増資では全体の解決にはつながらないのが現状です。
多くのエコノミストが公的資金による増資が必要になると主張し始めていますし、私もそうだと思います。
それも危機になってから行なうのではなくその前の段階で予防的に行なった方が安定化につながります。
日本もかつてそれで危機を脱したわけでそれが『予防的公的資金の投入』というやつです。
今回の公的資金投入は政府系金融機関2社に限定され、しかもどうにもならない状況になってから行なわれましたが、
それでもステップは進んだと感じます。

679:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/09/13 23:56:04
【円の支配者】リチャードヴェルナー【虚構の終演】
スレリンク(economics板)

680:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/09/14 14:30:13
【中央銀行・発行権】 黒幕は銀行家 2 【信用創造】
スレリンク(kokusai板)

681:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/09/14 20:25:21
>>677

信用創造というのは平たく言うと銀行が新たにお金を創って貸すことです。
貸しているわけですから返済期限があります。
この返済によってお金は減ります。

現実には常に新規貸し出しと返済が行なわれており、この差がお金の増減になります。
返済は時間とともに進むので新規貸し出しが鈍ることがお金を減らす要因になります。
つまり借金が減っていくとお金が減るということです。

このこと、『だれかが借金をすることでマネーが生じる』 という現代の貨幣制度について深く議論すべきです。
経済政策として金融緩和というのがありますが、平たく言うと借金をしやすい環境にすることです。
もう一つの経済政策である財政政策も突き詰めれば国が借金をすることです(この場合は負担は納税者に転嫁される)。
『経済的な問題に対する処方箋は新たな借金を作り出すこと』、ってのは大和民族の感覚にはそぐわないと思います。
みんなが理解した上でこの貨幣制度を選択しているなら文句はありませんが、私にはそうは思えません。

682:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/09/14 20:53:49
>>681
あ、そっか、なるほど。返済でも減るんだ。確かに。
盲点だったな。…って、基本?(笑)
ご教示さんくすです。

> みんなが理解した上でこの貨幣制度を選択しているなら文句はありませんが、私にはそうは思えません。
全くその通りですね。
ほんと金融は義務教育でしっかり教えた方がいいですね。
そんなことしたら社会不安になっちゃうかな?(笑)

683:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/09/15 22:16:03
8月の静かさと打って変わって9月は騒がしいです。
リーマンの破綻も通過儀礼なのでしょう。
この人たちはいつも狙いの反対のことから始めるね。
いい加減にショックドクトリンをやめないと理性的な世の中にならないのだけれど。

684:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/09/16 01:31:46
よくレバレッジの分も含めると6京というお金が存在するという人がいる。
それってどうなの?

685:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/09/16 01:38:43
>>675
>日本もバブル崩壊後の公的資金の注入

預金保険法による公的資金注入は、逆に国にとってかなりの収益源になったはず。
長銀型の一時国有化ではなく、リそな型の実質国有化の方が財政にとっては好都合。
アメリカが今回行ったのは、長銀型だね。

686:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/09/16 23:01:14
>>684

そういう話ってブログとかでたまに見かけますけどソースがはっきりしませんね。
おそらく、マネーだけではなくて金融商品全体を数えているんだと思います。
株とか債券とか金融派生商品とかを全部足した値ではないでしょうか?決済機能の有無に関係無しに。
そういう数値が意味を持つ分析対象もあるでしょうけれどGDP成長率やインフレ率を
論じる上ではあまり意味が無いように思えます。

687:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/09/17 23:16:04
あっちむいてホイって感じです。
落としどころをどこに設定しているのでしょうね。

米AIGへの融資決定、FRBの一貫性に疑問符も
2008年 09月 17日 19:39 JST
URLリンク(jp.reuters.com)

抜粋
・米リーマン・ブラザーズの支援要請には応じなかった米連邦準備理事会(FRB)が、アメリカン・インターナショナル・
 グループ(AIG)に850億ドルの融資を行うと表明したことで、FRBの姿勢の一貫性に疑問を呈する声も出ている。
・ロウビニ教授は「FRBはリーマンには断固とした対応をとるふりをしながら、2日後には別の企業を救済している。
 損失を社会全体で負担するシステムが続いている」と指摘。
・バーナンキFRB議長はこれまでのところ、リーマンやAIGの問題では前面に出てきていないが、
 来週には公聴会で証言する予定だ。

688:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/09/18 04:00:37
>>687
今回のFRBの融資はアメリカ政府の国債発行による救済とは違うパターンかな?
そうなると、アメリカの財政赤字が拡大せずに金融危機をなくすことが可能かもしれない。

689:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/09/18 04:16:58
>>686
つまり販売されている商品の総額と言うことですかね。
取引量ではないということですね。
販売総額=取引総額ではないところに、この事象を理解する鍵がありますかね。


690:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/09/18 23:45:43
>>689

株とか債券とか投資信託とか金融派生商品といったものはお金ではないということを言っています。
預金とは違ってそれらでは物が買えませんので MV=PT におけるMにはなりえないということです。
むしろ右辺になります。

691:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/09/18 23:56:06
リーマンは米国でも日本でもプライマリーディーラー。
それが潰れたのだから当局は大騒ぎでしょうね。
次回の『国債市場特別参加者会合』の議事録では何か語られるでしょうかね。

国債市場特別参加者の資格の停止について
URLリンク(www.mof.go.jp)

リーマンからの国債未入金の対応は未定=財務省筋
URLリンク(jp.reuters.com)



692:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/09/19 22:36:21
ショックを与えることで十分な議論によらず前進させる手法は芸術の域に達している。
予防的公的資金投入までにはあと一回?二回?
その後はどうなる?FRBは地に墜ちたかに見えるが逆に権限を拡大するのではないか?


RTC構想受け株価反発、米銀資本不足の解消には機能せず
9月19日15時4分配信 ロイター
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)

抜粋
・米当局が整理信託公社(RTC)型の不良債権処理機関を模索しているとの報道
・しかし、RTCには金融不安の核心部分である米金融機関の資本不足を埋める機能がない。
・米金融情勢の動向に詳しい東海東京証券・チーフエコノミストの斎藤満氏は
 「RTCを設立して、不良資産を本体から切り離しても、米金融機関の資本不足を穴埋めする機能はない」
 「もし、米金融機関の資本が不足状態であるなら、資本を埋める対応が不可欠だ。
 世界中を見回しても民間資本での注入が難しいなら、公的資金の注入が決断される時期がくるのではないか」

693:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/09/20 02:11:10
AIGへの9兆円に及ぶ融資は国債の発行につながるの?

694:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/09/20 10:34:09
>>693

FRBからの融資ですから今の時点では繋がらないでしょうね。
しかし、結果的にFRBの資産が劣化すると、直接又は間接的に納税者負担になります。
自己資本が不足したら穴埋めの為に税金が投入されますし、そうでなくとも国庫返納金が減るという意味で納税者負担です。
(余談ですがFRBが国債購入で紙幣を発行するけれど利益はちゃんと国庫に返納してるからご安心を、というのはうまいトリックだと思います。)

AIGの他にも一つ気になることがあります。
FRBはプライマリーディーラー貸し出しを行なっていますが、
おそらく経営が苦しかったリーマンにも貸し出していたのではないか、と思うんです。
その融資は今回の破綻で不良債権化していないのでしょうか?
今の所、それに関する報道を目にしませんが。

695:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/09/20 10:48:51
> FRBは~逆に権限を拡大するのではないか?
ですね。
日銀のドル発行なんかはある意味ドルの覇権拡大のような

696:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/09/20 14:04:48
>>694

FRBにも自己資本比率って関係してくるの?

697:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
08/09/20 15:32:16
>>696

法規制としてあるかないかは分かりません。多分無いと思います。
しかし、今までの報道を読む限り、FRBの自己資本がある水準をきると税金が投入される羽目になりそうです。
まあ、一般通念としては自己資本比率が低いということはその組織は危険である、ということになってますからね。
実際には金融の世界と一般企業は大分違いますけどね。

これも余談ですが金融のロジックと一般通念が違う為に同じ事象をポジティブにもネガティブにも言い表せます。
そして実際に使い分けられていると感じます。


ポジティブな言い回し          ネガティブな言い回し

・信用創造が活発だ           ・自己資本比率が低下している。
(マネーサプライが伸びている)    ・レバレッジがかかりすぎている。
                        ・企業や個人、公的機関の借金が増えている。

・無借金経営が増えて          ・信用創造が鈍っている。
 企業の体質が強化されている


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