09/09/20 17:30:52
>>614
エネルギー要因があるから2006年のCPI上昇は無効(デフレーターはマイナス)だという反論がある。
だが、リフレ理論では通貨供給が同じであれば物価全体には影響を及ぼさないとしている。
*特定の財が値上がり(値下がり)した場合は他の財が値下がり(値上がり)して調整するとしている。
これによって中国製品による「良いデフレ論」を否定していたし、
物価変動は通貨的現象であるからこそ金融政策でコントロール可能だとしていた。
(結論として、デフレーターは無視するべきなのだ。なぜなら物価平均でプラマイゼロになるというのがリフレ理論だからだ。)
つまり、「2006年のCPI上昇はエネルギー要因だからインフレではない。これでは景気回復しない。」
という理屈は自己矛盾を抱えることになる。(これはリフレ理論の根幹を揺るがす矛盾である。)