07/09/10 14:07:13
>>387
日本の税制(租税負担と社会保障負担)における、「どっちつかず状態(社会保障費は中間、消費税も所得税も圧倒的に低い)」の損失
【修正国民純負担率と、租税・社会保障負担率の比較】
■実は日本は、超重税+福祉超充実国家のスウェーデンよりも税負担が大きい
◆[租税・社会保障負担率]
▼日本 28.8%
▼スウェーデン 51.6%
この数字だけ見るからスウェーデンは重税国家と言われるが、ここから社会保障給付費や、公財政支出教育費(教育費の国庫負担分みたいなもの)を差し引いた『修正国民純負担率』は、
◆[修正 国民純負担率]
▼日本 14.0%
▼スウェーデン 11.9%
逆に日本の方が大きくなる。 つまり『払った額「負担」から返ってくる分「給付」を引くと、日本の方が負担が大きいのである。』
◆URLリンク(www.komu-rokyo.jp)
【実質の国民負担では、スウェーデンよりも日本のほうが重い】
■スウェーデンの社会保障給付費の水準は、日本の倍以上であると。(略)
これを引いて純負担を出してみますと、日本は17.6でスウェーデンは18.5で、実は日本もスウェーデンも余り変わらないんです。
そんなことを言えば、社会保障給付費のほかにも、公財政支出教育費、つまり義務教育の国庫負担みたいなものですが、
この公財政支出教育費だって「いってこい」だというふうに考えて、これを引いてしまうと、日本はスウェーデンより上回る負担率になる。(略)
◆第18回 ESRI-経済政策フォーラム URLリンク(www.esri.go.jp)
■スウェーデンは破綻しているだろと言う人がたまにいるが…
外務省の各国情勢によれば、『98年以降2002年を除いて財政黒字だし、98年に行われた年金改革も成功で、世界銀行も年金改革のモデルとしてスウェーデン方式を推奨している。』
但し、積立部分のプレミアム年金はあまり上手くいってないようだが。
万能な国はないが、『スウェーデンは数年毎の政策の見直しが義務化されているため、同じ党による政権であってもきちんと見直しが行われる。』