03/12/18 13:51
■年収500万円なら12万円の負担増に
■年金保険料18.35%で政府・与党合意
サラリーマンに負担ずっしり-。
政府・与党は17日午後、平成16年の年金制度改革について、
厚生年金の保険料の上限を当面、現在の年収の13.58%から
平成29年度まで段階的に18.35%に引き上げることで合意した。
年収500万円の会社員なら年間約12万円、
年収1200万円なら約23万円の負担増となる。
抜本的な改革が期待されたが、現役世代の負担を増やして帳尻を合わせる先送りの結果となった。
今回の合意で、年収500万円の会社員なら、平成29年まで毎年約1万円ずつ保険料負担が増える計算。
年収800万円なら毎年約1万5000円、
年収1200万円なら毎年約1万8000円ずつ増えることになる。
現在の厚生年金の給付水準は、夫が厚生年金に40年加入し、妻が専業主婦であるモデル世帯の場合、
月23万8000円で、現役世代の平均所得の59.4%にあたる。
この水準が将来は、50.1%まで下がり、
男性単身の世帯の場合は30%台、共働き世帯でも40%を下回る見通しだ。(後略)
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