野良猫にえさをやるのは人として当然part5at DOG
野良猫にえさをやるのは人として当然part5 - 暇つぶし2ch836:わんにゃん@名無しさん
09/07/29 07:11:04 aIPxKRku
>>831
スレ違いなので、簡単に書いておきます。後はご自分で調べて勉強なさって下さい。

お釈迦さんの <さとり> を哲学的に整理したのはインド人のナーガールジュナ(漢訳名:龍樹〔りゅうじゅ〕
紀元2~3世紀)です。 この人の主著は 「中論(ちゅうろん)」 という書物で、訳本も沢山出ています。
中心の思想が有名な 「空(くう)」 の思想で、空観思想(くうがんしそう) または 中観思想(ちゅうがんしそう) と
呼ばれています。機が熟していれば、この 「中論」 という書物を読むだけで <さとり> に至るとも言われて
います。これは、書かれていることを頭で理解して分かるというよりも、「解らない・・、分からない・・」 いう状態
の極地において、<宗教体験>として即座に全体を理解してしまう、というものです。

日本曹洞宗の開祖である道元禅師の著書 「正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)」 の哲学も、基本的にはこの龍樹
の思想と全く同じです。したがって、「中論」 の良い訳本とめぐり合えない場合は、「正法眼蔵」 を読んでも同じ
体験に至るのです。

<常見>と<断見>が両方とも誤りであることは仏教哲学では常識で、龍樹は「常・断の二見を切る」 とか
「常・断の二見を離れる」 と随所で言っています。

「地獄に落ちて苦しむ」理由については、無著(アサンガ)、世親(ヴァスバンドゥ)の「唯識(ゆいしき)思想」」 を
勉強」すれば理解しやすいだろうと思います。

アサンガ(漢訳名:無著〔むぢゃく〕)
:主著 「摂大乗論(しょうだいじょうろん)」)

ヴァスバンドゥ(漢訳名:世親〔せしん〕 または 天親〔てんじん〕)
:主著 「摂大乗論釈(しょうだいじょうろんしゃく)」
     「唯識二十論(ゆいしきにじゅうろん)」
     「唯識三十頌(ゆいしきさんじゅうじゅ)」

このような正統の仏教哲学がもっと一般に知られるようになれば、オカルトなどに惑わされる若者も減ること
でしょう。正統の仏教哲学を少しでも勉強してみれば、(今、アレフとかアーレフと言っている)オーム真理教
などは、「仏教」でないことは勿論のこと、「宗教」 とさえ呼べるものではないことが直ぐに解ります。
 


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