09/07/27 23:53:57 CVoMV6Ne
さて、外来生物についてのかみくだいた解説です。
子供用のページながら、盲点になりやすい知識をさらえます。
↓この順に話が進んでいきます。
【外来生物ってなに?】
1.外来生物ってなに? 2.どうやってやってくるの? 3.どんなことが問題になっているの? 4.外来生物は悪いやつ?
1.外来生物ってなに?
外来生物(がいらいせいぶつ)とは、
・もともと日本にいなかった生き物で、日本にやってきたもの
(アメリカからつれてこられたカミツキガメやブラックバス、台湾からつれてこられたタイワンリスなど)
のことで、人間によって持ち込まれたもののことをいいます。
外来生物に対して、もともとその地域に住んでいる生物のことを在来生物(ざいらいせいぶつ)といいます。
難しい話をすると、外来生物とは、
正しくは「もともといなかった地域に、つれてこられたり、やってきた生き物」の事をいうので、
たとえば、もともと北海道にはカブトムシはいなかったので、
本州などから北海道につれてこられたカブトムシは外来生物になります。
2.どうやってやってくるの?
外来生物は人間によって持ちこまれた動物や植物ですが、
その持ちこまれかたには、いろいろあります。
(1)ペットや観賞(かんしょう)の目的でやってくる(アライグマ、外国産クワガタ、ホテイアオイなど)
注:観賞(かんしょう)=見て楽しむこと
(2)牧草(ぼくそう)や野菜(やさい)といった農作物(のうさくもつ)、家畜(かちく)などの目的でやってくる
(3)外国からの荷物(にもつ)に、まぎれこんでやってくる(アリ、植物の種など)
外来生物には、(1)や(2)のようにわざと持ちこまれるもの以外にも、
(3)のように知らないうちに持ちこまれてしまうものもあるため、注意する必要があります。