08/09/04 14:59:57 bRHupnbw
18世紀の開拓地での暮らしは、想像以上に厳しかったと想像される。
ラブラドールの祖先たちは、凍りそうな海で網から落ちた魚を回収し、
網のロープのはしを海から陸に運んだ。さらに薪や凍った魚の入ったバケツを
載せたソリを引き、馬さえあまり使えない極寒の地で、人も犬も生きるために重労働をこなしていた。
当然ながらその能力は、ハンティングでも活されていた。
過酷な環境下で、彼らは半冷凍の魚の内臓や、与えられた一片の乾燥肉を食べ、
時には革製のハーネスさえも食べていたと書かれている。
水中でも雪の中でも作業が出来る密生したダブルコートと、バランスの取れた強靭な体躯が必要とされていた。
ラブラドール・レトリバーの最大の特徴である卓越したレトリーブ能力と
(主人を喜ばせようとする)旺盛な作業欲も、そんな厳しい環境が生み出したものなのだろうか?!