07/09/07 23:29:46 GnyTPwTX
>>13
海外の事情をレスするのは構わないが、そう言う書き方だと
日本も海外もさほど大差ない様な印象や誤解を招くから
海外の事情をレスするなら具体的に書かないと・・・
アメリカやカナダやEU諸国は狂犬病の発生があり、人の死亡例も報告されているから
野良や迷い動物、野生動物に対しては敏感に対応しているんだよ。と言うよりせざるを得ない状況。
アメリカでは、おもにキツネやアライグマなどの野生動物から
アジアやアフリカなどでは、圧倒的に犬が狂犬病を蔓延させている。
その狂犬病の問題とアメリカの収容動物の数が尋常ではない事が殺処分として実行されている
収容動物の数は日本の10倍以上、600万から800万匹と言う数が収容される。
この数ではとてもじゃないが全部の里親を見つける事は不可能だ。
そしてアメリカの殺処分問題は日本と同じパピーミルや無責任な飼い主や法律の問題がある。
ドイツの事情、ドイツのティアハイムでは、絶対に動物たちが殺処分される事はない。
ティアハイムとはドイツの各主要都市にある動物保護施設。
そこに収容されるのは犬・猫だけでなく、ハツカネズミ、野鳥、うさぎなど
様々な種類の動物がいる、ドイツでは常に犬・猫の幸せを一番に考え対応する。
しかし、狂犬病や治療が難しい伝染病の陽性反応があれば、殺処分ではなく安楽死処分の対応をとる。
イギリスでは殺処分率10%以下、しかもその殺処分の中には動物実験での殺処分も含まれるたりと
収容動物以外でない場合もある。
イギリスは特に動物は殺処分はしないと掲げているから、その10%もドイツと同じ理由がある。
オーストラリアなんかではタスマニアデビル(固有種)が原因不明の伝染病で大量に死に至る
問題が発生したりと野生動物の数が圧倒的に人の数より多いからそう言う意味で対応が敏感。
今、狂犬病が発生していない国は
オーストラリア、ニュージーランド、ノルウェー、スウェーデン、イギリス、日本、太平洋上の島国ぐらいだ。
日本以外の国はそれ相応の対応を独自に練っているが日本は対応を練ると言うより、処分が先、
だから、イギリスのエリザベス女王が来日する際にも「動物を捕まえて殺すような、野蛮な国に女王を行かせるのか!」
と言われてしまう始末。
そのイギリスの国民感情に配慮して、対外的に「動物愛護もしてます…」と言うためだけに作られた法律が動物愛護法。
根拠が不順で動物のために作られた訳ではないからはっきり言ってザル法なんだ。