09/05/28 21:53:19 F4MhCEAu
僕は印旛沼の脇の農道を歩いていて、ときどきニタッと笑うことがある。
「ああ、自分は新御三家の雄、順天堂大学医学部の学生なんだ」と思うと、嬉しさがこみ上げてくる。
超難関・高倍率の入試で合格を勝ち取ってから1年。
順天堂大学医学部に合格したときのあの喜びがいまだに続いている。
「順天堂大学医学部・・・」・・・・・
その言葉を聞くと、僕は自然と身が引き締まります。 順天堂大学啓心寮を巣立った先輩方に恥じない自分であっただろうか・・・・。
しかし、啓心寮に来てくださった先輩方は僕に語りかけます。
「いいかい?伝統というのは自分で作り上げていく物なのだよ」と。
僕は感動に打ち震えます。
「そして君は順天堂大学医学部の啓心寮の人間なのだ。啓心寮が君に何をしてくれるかを
問うてはならない。君が啓心寮に何をなしうるかを問いたまえ」
僕は使命感に胸が熱くなり、武者震いを禁じえませんでした。
啓心寮でのスポーツ科学部の人達に囲まれた厳しい日々が続く毎日。
でもそれは将来日本の医療各界をになう最高のエリート予備軍である僕たちを鍛えるための 天の配剤なのでしょう。
順天堂大学医学部を作りあげてきた先達の深い知恵なのでしょう。
この大学で学んだことにより、僕たち順天堂大学医学部の学生は伝統を日々紡いでゆくのです。
嗚呼なんてすばらしき大学哉。 知名度は日本一。人気、実力すべてにおいて並びなき王者。
先輩たちの残した数々の素晴らしい実績。余計な説明は一切いらない。
ただ周りの農村の人には「順天堂大学です」の一言で羨望の眼差しが。
「医学部です」の次の一言で憧憬の眼差しが。そして、はだか祭でぼくの屈強な裸体に浴びせられた羨望の眼差しがいつも鮮明に蘇ってくる。
順天堂大学医学部に行って本当によかった。
順天堂大学医学部に入って本当によかった。
そして面接に来てくれた両親に感謝します。
有難う、お父さん、お母さん。
お兄さんのトロフイーも役立ちました。
予備校の先生が作ってくれた表彰状と、ぼくのサクセスストーリー。
5人の面接官に感動の涙を誘いました。有難う、先生。
僕の心のトロフイーは順天堂大学医学部に入学したということなんです。