08/01/31 22:44:36
>>201
最初はそれも有りだよね。歯牙が動揺していれば、咬合紙も役不足だ。
咬合紙も、時と場合によっては殆ど役に立たない事がある。
勿論、これ無しでは咬合治療は語れない事も真実ではあるが。
一度体調を崩した人を元に戻しても、治らない事があるのは正しそうだよ。
昔の勉強会での事だが、一段高いテーブル上の許容範囲の中を転がっていれば良いものを、
間違って落ちてしまったら、元の位置に帰っても、一段下がってしまって元に戻らないと教えられた。
そういう時は、何らかの方法を使って一段上のテーブルに載せて、始めて元に戻るんだと。
イメージは何となく解るのだが、その何らかの方法というものが曲者で、ブラックボックスなんだろうねえ。
また、咬合が原因であれば、必ず咬合で治るし、咬合に原因がなければ、咬合では治らない。
簡単に考えれば、咬合治療なんて簡単なもんだ。最近思うんだけれども、行き着く所は精度の問題しかない。
心の目が見えるているのか見えていないのかの問題かな。
よくミクロン単位の仕事をする職人と、NC機械で作られた物の精度を較べている特集なんかを見ると、
ほんの一握りの人間にしか出来ない事って、どんな分野にでも有って不思議はないと感じるね。