09/12/05 16:45:08 /kj0Chj6
テレビ局から派遣切り特集の番組制作の参考にしたいからと意見を求められました。
「介護の求人の中には、住まいも用意して職員を募集している事業所もある。
それでも応募がないと聞く。住まいも仕事も失った人にとっては渡りに船の求人だと思うが、
なぜ応募しないと思うか」という質問がありました。
簡単に言えば、住まいを得られることより介護の仕事を敬遠する気持ちのほうが強いということ。
しかし詰まるところ、仕事を失ったからといって、仕事があれば何でもいいというわけではなく、
やってみたいと思えない仕事には就かないということです。
哀しいかな、介護は仕事も住まいも失ってもやってみたいと思えない仕事なのですね
派遣切りにあった等の理由で、路頭に迷っている人々に対して、
『3K』である上に『低賃金』その上、『低く見なされ尊敬もされない』
介護の仕事をあてがう...
この施策は、『労働者』いや『人間』を非常に侮辱しています。
失業にあえいでいる人ならどんな待遇でも飛びつくとでも思っているのでしょうか?
失業者を見くびるのも程があります」(男性/40代)
介護業界についてとても激しい言葉で書かれていますが、否定できないものがあります。
介護の現場では、高齢者への虐待などの人権侵害問題、
外国人介護士の受け入れ問題など注目をあびているが、これも慢性的人手不足が原因といえる。
介護職の離職率は、就職して1年以内に35%、3年以内に8割と他産業に比べても高い率である