09/02/24 22:38:29 EhvqnK8j
ある会社で実際に起った話だが
ある就職氷河期に自信喪失から欝になって闘病してた人物がそこにやってきた
やっと治ったかれの身分はニートだった
彼はまず一次面接で落とされそうになったが
「最低賃金でも感謝します」って題の作文を自主的に提出してきていて
それが社長の目にとまった
社長は情に厚いせいかそれにほだされて
会社の資本上の経営者の亭主に相談した
亭主もその作文とできる事を羅列した職務経歴書に満ち満ちていた力と熱意を感じ
手をまわして二次面接を受けさせてみた
二次面接で二人の面接官が目にしたのはいきなり土下座で出迎えた人物だ
おもいっきり床に頭こすりつけて頭をあげるころには圧迫された額が白くなっていたが
すぐに真っ赤に染まってゆくほど真剣だった
「底辺の底辺まで落ちるに落ちて今は上しかみえてません。
最低賃金でも出世です、仕事をください。」
作文の方は文才があっただけかもしれないと思ったが
少なくともこいつは熱意だけなら、いまいるうちの社員の誰にも勝ると二人に思わせた
そして、二人は手をまわして合格枠一人増やして彼をとってみた
仕事をさせずに勉強させて資格を半年でとれるだけとらせた
仕事は並にできる平でしかないが彼は昇進した
なぜか?
拾い上げてくれたという意識が彼に経営者サイドへの絶対的な忠誠を持たせ
経営者がその忠誠心を高く評価したからだ
そして、その会社は実力なんてどうでもいい会社に絶対の忠誠を誓えるものよ集えと求人を出した
それをみて元ニートが続々と集まってきて面接で必死にアピールしたものはみな採用された
3年後その会社は潰れた