09/11/30 10:32:28 BucvzbD9
「正規職員を批判したために、雇い止めに遭い、パワハラを受けた」 静岡労働局の元非常勤職員の女性 400万円賠償求める
静岡労働局(静岡市葵区)で非常勤職員として働いていた静岡市内の女性が、「正規職員を批判したために、
通常なら任期が更新されるはずの職で雇い止めに遭い、パワハラを受けた」として、国を相手取り、慰謝料など
計400万円を求める損害賠償訴訟を静岡地裁に起こしたことが25日、わかった。
訴状によると、女性は2001年5月、同労働局に非常勤職員として採用され、以降毎年、同労働局に
任用され続けてきた。08年10月、女性は上司に提出する調査票の「本人希望」欄に、「労働者からの電話相談も、
自分を指名してきたかどうかその都度尋ねて電話に出たがらなかったり、書類について尋ねても『やったことが
ないから』との理由で来客がいるのに渋る職員がいる。仕事に対して無責任な者もいる」などと記入した。
女性は訴状で、「職員」とは「正規の公務員」だとしている。
すると、女性は上司から「調査票を書きかえろ」と言われた。女性は09年2月、任期を更新するよう上司に
申し出たが、同月下旬、上司から「09年度は任用しない」と告げられた。さらに、女性の座席は他の職員の席から
離され、女性の席の前に植木が置かれるようになったという。
訴状で女性は、「これまで任期更新を希望しながら不採用になった者はいない」としたうえで、「派遣切りや
雇い止めに遭った労働者に救済の手を差し伸べなければならないはずの労働局が、自ら雇用していた非常勤職員を
実質的に雇い止めにした」と主張している。
同労働局は「訴状を確認していないので何も言えない」とコメントしている。
(2009年11月26日 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)