08/11/01 18:37:12 uBxZlWCm
1973年のノーベル物理学賞受賞した江崎玲於奈氏は、熱烈な優性学支持者で、
2000年の教育改革国民会議で「いずれは就学時に遺伝子検査を行い、
それぞれの子供の遺伝情報に見合った教育をする形になって行くだろう」と
発言するなど優生学の観点に前向きな姿勢を示して問題になっている。
遺伝子工学や分子遺伝学の成果が平等とは対蹠的な人間選別に利用される
のではないかと危惧する向きも多い。重篤な遺伝病を惹き起こす遺伝子を
別にすれば、遺伝子がヒトの一生涯に確実な影響を及ぼすことは通常なく
(>>561はココをしっかり心にとどめておくように!)、一般的には生活環境等
といった後天的要素の影響の方が大きい(ここも覚えておけ!)ため、
この種の選別方法は無意味だとする見方が主流である。
これに関しては、形質の優劣の基準が個人的な主観によるものであることも大きい。
>>564はそこまで持って生まれた遺伝子でその後の人生や発症する疾患まで
確実に決まるという強い確信を抱いておられるご様子ですから大学時代に
「優性学」の単位でもとられたのでしょうか?