09/09/09 09:20:08 MdddBgMJ
結婚相手の理想の職業 「ハケンでもいい=12.9%、パート・アルバイトでもいい=5.3%」
年収と並んで女性が譲らないのは、相手(男性)の“雇用形態”だ。
「相手が派遣社員でもよい」に、「(まあ)あてはまる」と答えた女性は1割強、
「パート、アルバイトでもよい」に至っては、わずか5.3%しかいなかった(図2-2、2-3)。
女性の圧倒的多数は、「結婚相手は当然正社員でないと」「パートなんてありえない」と考えているわけだ。
先ほどのA子さん(27)も、私の取材に対して開口一番、こう答えた。
「結婚相手? フツーに正社員がいい」
入社以来ずっと正社員として働く彼女にとって、相手の男性が正社員なのは「フツー(普通)」のこと。
派遣や契約社員、フリーターの男性は周りにも数少ないから「ありえない」と思うのだろう。
だが現実はといえば、正社員以外の男性も少なからずいる。25~34歳の男性で1割強、15~24歳では4割を超える男性が非正規雇用だ(09年 総務省「労働力調査」)。
また、男性の平均年収を見ると、女性たちが「フツー」と考える先ほどの「妥協年収600万円以上」が、どれほど高水準かがわかる。
給与取得者(原則フルタイム就業)の男性に限れば、平均年収は30代で512万円、40代で648万円と、決して悪くはない。
だが、フリーターや不定期で働く派遣男性も含めた平均年収は、30代で372万円、40代でも500万円に達しないなど、
厳しい現実が垣間見えるのだ(07年 国税庁「民間給与実態統計調査」/08 年 厚労省「賃金構造基本統計調査」)。
また、派遣など非正規雇用の女性ほど、正社員の男性を強く望む、とも指摘する。
「『非正規』で『独身』という二重に不安定な女性が、安定企業の正社員男性と結婚できれば、
そこで一気に『結婚による安定』『高年収』という2枚のカードを手に入れられる。二重にランクアップできるわけです」(三浦氏)
URLリンク(president.jp.reuters.com)
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