08/09/08 11:13:33 q0iJYddj
>>200
竹中構造改革やそれが手本とした米国資本主義に
憎悪しているのは理解できるが
その意見には説得力ないな
日本だけで完結している経済ならありえるかもしれないが、
経済がグローバル化した現在、非現実的だよ
以前の累進課税税率は先進国中最高の税率で
金持ちになることが罪だと誤解されかねない税率という批判を浴びた
そのため、能力ある個人のインセンティヴ低下や
大金持ちの国外脱出の懸念が指摘された
人口に占める労働人口の低下と年金で暮らす高齢者の増加によって
税の大半を所得税でまかなう税体系は成立しなくなった
先に高齢社会になっていたヨーロッパのように間接税(消費税)で賄うしかない
しかも、自営業者は所得把握が難しく脱税の温床である
公平な税負担という観点でもサラリーマン所得税に依存した税体系はおかしい
ただ、贅沢品へのさらなる課税は検討の余地があるだろう
また炭素税の導入の場合、現在の揮発油(ガソリン)の暫定税率を廃止し、
それに代える手段が適切
あと、累進課税強化でワークシェリングが進むとは思えない
勤労者は高所得を期待して激しく勤務してるわけではなく、
多くの場合、会社からの暗黙の強制で労働している
しかも、遺憾ながら日本の場合、サービス残業が横行しているので
労働者をタダ働きさせているから、企業側にあワークシェリングの
必要性を感じさせない