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2010年05月14日 日産EV開発順調
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ここにきて日産が電気自動車の生産計画にドライブを掛け始めた。
何と! 2012年に世界50万台規模(!)の能力を持たせ、2013年にはルノーと合わせ
8車種のラインナップするという。ちなみに今まで明らかになっていたのは、
リーフとルノー版のリーフ、そして商用車が日/ル1車種づつの4車種。
おそらくリーフより大きいクラスと、一回り小さいクラスに、それぞれ日/ル仕様を
ラインナップするということなんだと思う。それにしてもライバルからすれば「ホンキか?」。
バッテリーで苦労しているトヨタやホンダからすれば「大丈夫か?」。
実際、現段階に於いてもギョウカイの大半は半信半疑といった感じ。
というのも普通の自動車メーカーが現時点でバッテリーメーカーに行き「電気自動車用の
リチウムイオン電池を下さい」と言うと「数にもよりますが、たくさん買っていただけるなら
将来的に1kWhあたり15万円まで頑張れると思います」くらい言われる。
こらもうサンヨーだけでなく、どこのメーカーでも同じ。
欧米のメーカーは「日本以外でバッテリーを作れる国はないのか?」と韓国や中国を訪ねるも、
なかなか厳しい。韓国は国家体制でバッテリーの開発を行っており、性能的にも日本勢に
追いつきつつある。ただ信頼性を確保しようとすれば、やはり日本のバッテリーメーカーと
同等の価格になってしまうという。
中国のBYDのみ1kWh=6万円程度の見積もりを出してくるようだけれど、
これは逆に少数の試作品の価格。生産技術&生産管理の問題をクリアできておらず、
量産の見通しが立っていない。しかも直近になって『鉄電池』(燐酸的リチウムバッテリー)の
需要急増し、リチウムイオンバッテリーどころじゃない。
続く