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2010年05月11日 インサイト伸び悩む
URLリンク(kunisawa.asia)
4月の販売台数ベスト30位が発表された。注目すべきは昨年12月は3位だったインサイト。
今年に入っての1月22位と2月24位は、年次改良を控えて生産を落としているのかと
思いきや、3月も25位。そして4月が23位という状況である。どうやらインサイトの低迷は
確実となった感じ。アメリカでも非常に厳しい。
なぜだろうか、とは書かない。インサイトの辛口レポート、今までタップリと書いてきてます。
ただインサイトを実際に買って乗っていると、良いブブンもたくさん持っていることに気づく。
特に冬場のヒーターの立ち上がりの良さや、近所の足として使った時の「気軽に乗れる感」
などでプリウスを凌ぐ。可愛いし。
再度「なぜ売れ行きが伸び悩んでいるのか?」こらもう簡単です。「コストパフォーマンス」や
「バリューフォーマネー」という点で厳しいからだ。極端なハナシ、サイドエアバッグやVSCが
標準装備されるプリウスが205万円から買えるのだから、同じ装備内容で20万円くらい
安くないと厳しいんじゃなかろうか。
現状だとサイドエアバッグとVSCを装着するとプリウスと同等になってしまう。逆に両方の装備
を持たないとすると175万円くらいぢゃないと‥‥。もしホンダがホンキでインサイトを売りたい
と考えたら、特別仕様車などラインラップすべきかと。フィットのハイブリッドが出るとさらに
競争力を失うに違いない。
これまでのホンダの動きを見ていると「出して失敗したらオシマイ」というパターン。
「せっかく作ったのだから何とかモノにしてやる!」という努力をしてこなかった。
インサイトも同じパターンになるのだろうか? フィットのハイブリッドの量産効果でコストを
見直し、勝負に出たら案外面白いのに。
続く