10/05/03 23:45:56 0PRwrSqo0
ラリー開始その2
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それにしても暑い! タイは「暑い時期」と「凄く暑い時期」「とんでもなく暑い時期」という
三つの季節があるそうな。4月と5月の中旬くらいまで、タイの夏である。
10時で外気温35度。風通しの良い日陰のTシャツ+短パンだって暑い!
なのに毛布のようなレーシングスーツ着てヘルメットと手袋してます。
それだけでも150%オタンコな状況なのに、SS中は窓を締め切ったまま。
加えてエンジンルームやミッション、排気系の熱がそのまんま車内に伝わってくる。
サウナみたいなもの。朝から水をタップリ飲んでいるのだけれど、全くトイレに行ってない。
熱中症になでもなったらラリーどころでなく体調の管理が必要。
SS3とSS4はSS1のリピート。25秒のマージンがあるので少し抑えて走ったら、
そんな余裕カマすの、10年早かった。SS3でイッキに10秒も挽回されてしまう。
このSS、全長7,67kmと短いけれど、超高速。高速のブラインドコーナーで少しでも
気持ちを緩めると、あっという間に差が開いてしまう。
SS4は少しプッシュしたら4秒の遅れ。これで直進安定性良ければも少し踏めるのに……。
と考えながらスタートしたSS2のリピートとなる長いSS5の後半で、
今度はガッツリとハンドル重くなった! 明らかにパワステのトラブルである。
パワステ壊れたら重いの重くないの! WRCでたまに見るシーンです。
ワダチで取られるハンドルを抑え込むだけで精一杯!
とてもじゃないが攻めるなんて不可能。いや、コースに残っていることすら難しい。
むしろSS終わるまでウデの筋肉が持つかどうかだ。いやいやジムに通っていてよかったです。
SS終わって一般道に出て交差点を右折しようとしたら、ほとんどチカラが残っていない。
もちろんイッキに逆転され2秒遅れ。というかパワステが直らない限りSSを走りきることなど
不可能。90度のタイトコーナーなんか曲がれないでしょ。
何とかSSを走り切れたのは火事場の馬鹿力だったんだと思う。
しかもパワステ関係のスペアパーツ、全く持ってきていない。悔しいけど仕方なし。
直らなかったらリタイアです。