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若者の車離れくっきり~JDパワーのオンライン調査
URLリンク(www.usfl.com)
米国の若者の間で自動車を所有する願望が低下していることが、J.D.パワー&アソシエイツのオンライン調査で分かった。
ロサンゼルス・タイムズによると、JDパワーは、トウィッターやフェイスブックなどソーシャル・サイトのほか、オートブログなど自動車関連サイトやブログを通じ、自動車を話題にした若者による数十万の会話を分析した。
10代(12~18歳)と成人の若年層(22~29歳)を対象に、自動車全般または特定の自動車ブランドに対する関心を探った結果、「10代のオンラインの会話は、車の必要性と所有についての考え方の変化を示している」と結論付けた。
変化の理由の1つは景気だという。1930年代以来最悪のリセッション(景気後退)となっている現在、車の所有で生じるコストは重荷でしかない。
このほか、「ソーシャル・メディアや他の電子コミュニティの出現で、10代にとって友人と実際に顔を突き合わせることやそのために移動することの必要性が低下している」と、JD報告書は指摘した。
JDのウェブ情報部門責任者チャンス・パーカー氏は、Y世代の消費力はベビーブーマーを上回る可能性があると前置きしながら、「メーカーがこの世代の信頼を獲得することは将来のために極めて重要」と述べた。
JD報告書はまた、主要先進国で初めて自動車所有率が低下した日本を例に挙げ、東京など都市圏に住む若者の間で関心が薄れたことが「車離れ(demotorization)」の要因の1つだと指摘した。