よろしくメカドックat CAR
よろしくメカドック - 暇つぶし2ch263:名無しさん@そうだドライブへ行こう
10/05/18 19:42:55 FVyu/pfQ0
ヤン車と生粋のレーシングカーの否定が、この漫画の大きな特徴。

次原センセの初期作品に、非合法チューンを題材にしたモノがあって、
ヤンキーやヤクザ一歩手前の連中ののさばる殺伐とした世界観故に、
出来の悪い少年マガジン的作風になってしまって、失敗した(短期打ち切り)とされている。

そこでジャンプの名担当の堀江氏の助言により、健全な作風に仕上げたのがメカドック。
非合法チューン=悪というイメージを払拭する為に、善玉のマシンの多くが
「リトラクタブルヘッドライト装備車」等の、子供受けしそうな車種となった。
更に、ワルっぽいデザインのクルマはライバルにすらなり得ず、悪役もしくはザコ以下の扱い。
ヤン車は北斗の拳においてのモヒカンに相当する。(北斗の担当も堀江氏)
しかし、その弊害として…「スポーツカー」と「スペシャリティカー(いわゆるGT)」が
混同されてしまったという点が、この漫画の功罪の一つだ。

また、レーシングカーや外車の否定は、作品のもう一つのテーマ。
当時ジャンプの人気作家は、「高級外車」を所有するのがステータスとされていた。
(これは積極的に散財を奨励して、作家に漫画家ビジネスを持続させたいといった
編集サイドの大人の都合が見え隠れしている。)
しかし次原センセは国産車に拘り続けた。その拘りが高価な外車や資金力ありきの
レーシングカーへのアンチテーゼとなり、「国産車の原型」を大事にするメカドックの作風へと繋がった。


メカドックのテーマは、「後期の東條さんのチューニングポリシー」そのものだったりする。
当時のセンセの愛車が「MR2・AW10型」だったことからも、その拘りと愛が見受けられる。


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch