10/01/12 22:29:59 XYAYWLNv0
>>43
無料化された高速道路は交通量が増えるため事故件数は多くなるだろうが、少なくとも歩行者や自転車との
事故はなくなる。クルマとクルマ同士ならエアバッグなどの最新安全ディバイスで、人命を守れる可能性も高い。
事実、クルマに乗車中の事故による死亡者は確実に減少している。高速道路の無料化には、死亡事故を
さらに減少させられる可能性も秘めている重要な施策なのだ。
政権交代を行ったばかりの民主党だから、ボクは今まで文句を付けることもしなかった。なにしろ長く続いた
自民党体制から変わったばかりだから、政権が連立の民主党政権に変わったからといってドラスティックに
すべてが変わるとも思っていない。だが、高速道路の無料化がブレているのはとても心配だ。
大都市圏は渋滞を防止するため、無料化を行わないというのはわかる。だが、最近は無料化の声が大幅に
トーンダウンして、一部の高速道路に限るような与党案が出ているのだ。こうした雰囲気が前政権に
似ているから心配なのだ。これは予算との関係も大きい。国土交通省は来年度の概算要求として6000億円を
要望していたが、予算の圧縮で1000億円程度に削減される可能性があるため無料化が難しいのだという。
もっともらしい理由だ。だが、国土交通省の高速道路関連の予算は他にもある。こうした予算を無料化にも使えば、
予算を圧縮されても無料化を幅広く実施できるはずだ。予算が削られたという理由で無料化の対象路線が
絞り込まれるようで、この1月中にも路線を発表するという。無料化の実施は6月を予定しているという。
前原誠司国土交通大臣は本州を含めて全国で無料化を実施すると発言しているが、温暖化防止と
交通死亡事故の減少、経済活性化のために多くの高速道路で無料化を実施してほしい。